ようやく立てた夢のスタートライン。
お客様に安心・安全を届けられる
開発のプロフェッショナルを目指して
技術職
商品開発部 商品評価グループ(2016年入社)
金沢工業大学大学院 工学研究科卒業学生時代も今も、夢に向かって日々勉強
商品開発部は、自社で販売するトラックボディーの基本構造を設計しています。そのなかで私が所属している商品評価グループは、設計されたものに対して、不具合や問題点がないかを確かめる役割を担っています。子供の頃、某ディーラーのドキュメンタリー番組に感銘を受けて、クルマの開発に携わる仕事がしたいと思うようになりました。その夢を叶えたい一心で、高校から大学院まで工学系の学科に進学。学生時代に学んだことは、今の仕事にも活かせています。でも新しい壁が立ちはだかる日々。夢が叶ったというよりは、ようやくスタートラインに立てたと思います。
いろんな状況を考えて試験を行います
不具合や問題点を確かめる方法として、まずはCAE解析といって、コンピュータ上で製品のモデルを作ってシミュレーションを行います。その結果を踏まえた上で、実車を使った試験に挑みます。分かりやすい例で言うと、ボディーが歪まないか、疲労で壊れるところがないかといったことを、実際にトラックを走行させて確かめます。個人的にユニークだと思ったのは、冷凍機能の実験です。冷凍トラックに積まれたものが溶けないかを確かめるために、社内の試験棟で猛暑日の条件を再現しました。このように大がかりな試験は大変ですが、すべてはお客様に安心・安全のトラックボディーを届けるために行っています。
思い描いていた開発者になれる日まで
本社は東京ドーム約2個分の広さがあって、最初はその迫力に圧倒されたことを覚えています。でも今ではその敷地が狭く感じるほど、いろんな意味でトラックのデカさを知りました。トラックボディーが大きければ、工場も、部品も大きい。街を走るまでに2〜3年とかかるような一大プロジェクトに携われていることは、誇りに思いますね。いずれはチームリーダーのように、不具合の原因を瞬時に判断できるプロフェッショナルになりたいです。僕はまだまだプロフェッショナルとは言えませんが、いつか子供の頃に思い描いていた開発者になれる日まで、無我夢中で頑張っていきたいです。
1日の流れ
7:50
-
出社
CAEの分析結果を確認したり、打ち合わせの資料を作成。一日の動きを考えながら、ラジオ体操に参加します。
10:00
-
開発打ち合わせ
CAEの分析結果を踏まえて試験内容を考え、部署のメンバーに承認を得ます。上司や先輩からもたくさんアドバイスをもらいます。
13:00
-
試験準備
試験内容の大筋が決まれば、さっそく試験準備に入ります。一つの試験につき半日で終わる日もあれば、一週間以上かかることも。
18:30
-
退社
試験準備は翌日も引き続き行います。大がかりなので、熱中しているとつい時間を忘れます。